7月(フライオンリー)例会 レポート
先日の豪雨で庄川本流は激濁り。支流へ入ることも考えたが、年寄りにはきつい。結局、支流の出会いに立ち、きれいな流れにニンフを乗せて送りこみ、本流の濁りの下を探ることにした。
昨年は1投目から当たりがあったが、今朝は全く気配がない。ニンフのサイズやパターン、ウェイトを色々変えてやってみるがダメ。そのうちティペットが抜けてしまった。ティペットを付け替えストリーマを流したり、小さなライズを見つけるとドライに替えてみたり。
朝日が射してきたので谷川沿いに最初の砂防ダム下までドライフライで釣り上がることにした。と言っても、視力の低下とキャストコントロールの悪さからフライの着水と同時に視認できるわけでなく、「ほぼ」着水したと思われる場所をみて雰囲気で空合わせをする。昔はこんな方法で釣れたこともあったんだが、今朝はダメみたい。
砂防の落ち込みは期待したよりずいぶん浅くなっていた。浅くてもいるはずと信じて、端から端までドライとニンフで攻めてみて、結局あきらめた。
元の場所に戻り、ラインメンディングを兼ねて流れに乗せてラインを伸ばしていると、先端部分が動いていないことに気付いた。どこかに引っかかったと思いラインを軽く引いてみたら突然走り出した。十分な合わせを入れてないし、ラインはかなり延びてたるんでいる。大慌てでラインを手繰り、流れの中で右往左往するニジマスをネットの中へ誘導した。
全くつまらない前半。事故のような釣れた瞬間。昨年に続いてテクニックのかけらも無い勝者レポートごめんね。